平成20年4月に建築基準法12条に基づく特殊建築物の定期報告制度が改正され、タイル外壁などは10年ごとに全面打診等調査が義務付けられています。
工事のパターンは大きく分け2通りございます。
1つ目はタイルが浮いているだけの場合。
2つ目はタイルにヒビが有る場合。
タイル工事の流れ
打診検査を行います。
当店では、タイル調査に打音調査を採用しています。打音調査では単にタイルの浮き・剥離だけでなく、ひび割れや伸縮調整目地の確認と外観不良の調査を同時に調査ができるからです。
施工箇所をマーキングします
エポキシ樹脂を注入します
※エポキシ樹脂には下記のような特長があります。
●耐熱性…高温に耐えられます。
●接着性…接着性が高く、金属・コンクリートなど様々な素材を接着できます。
●寸法安定性…硬化時に収縮しにくく、サイズ精度の高いパーツに使用できます。
●耐薬品性・耐水性・耐湿性…どんな溶媒でも溶けません。そのため、飲料缶の塗装・船舶塗装・コンクリート用途などに使用できます。
ドリルで穴をあけます
穴の中を掃除します
ドリルで穴をあけた後は埃が穴の中に溜まります。
埃が残っていると接着が上手くいかないため、エアー(圧縮空気)で掃除します。
目地セメントで穴を埋めます
その2:タイルが割れている(ひびが有る)場合
ひび割れがあると張り替え工事になります。