何気ないけど命がけなんですよね。
私たちの仕事は何気なく毎朝家を出て、くたびれて帰ってきてますが、実は体の疲れだけでなく精神的にも疲れていたりするわけです。なぜかというと毎日の事で何気ないですが、普段普通の生活ではありえない状況で作業していることがほとんどです。(なので普通に生活してたら見られない景色をたくさん知っています^^)でも一つ間違うとかなり危険な状況で毎日仕事をしているのも事実です。だから自分の安全は自分で守るという気持ちを持つこと、そして無事に安全に仕事が出来る状況を作ることが大前提でなければなりません。気持ちと状況がしっかり整っているから毎日何気なく危険な所で普通に作業が出来ています。けっして慣れて怠慢でゆるく仕事しているわけでは無いんですよ。実は神経すり減らして作業しているのですが、仕事している人が不安いっぱいで作業していると周りの監督さんや施主さんが心配してしまいます。だから私たちは普通の顔で笑顔で高い所や空中や狭い所、暗い所で作業しています。
最初は怖くて、その場で手摺から手を離せずに固まっていた子も一週間もすると、仕事が出来るようになります。すごい責任感です。恐怖を克服して仕事をまっとうしようとする姿勢が凄いです。この凄い事を職人さんたちはまず乗り越えます。そういう仕事に対する気持ちがひしひしと伝わってくるので、私も自分の全部を教えてあげたく、伝えたくなります。とても充実した作業空間です。話がそれましたが、私たちは建物を直してお客様に笑顔が届けられるように色んな場所で作業しています。そんな彼らを誇らしく思います。町で頑張っている職人さんを見かけたら少しだけ応援してあげて下さいね。