築40年RC7階建ての雨漏り修理|強風時のみ発生する雨漏りの原因調査とグラウト注入工法

こんにちは。傷ついた建物を放っておけない会社、リーバイホームの代表、一級防水施工技術士の竹内清一、でございます。

今日は、千代田区東神田の築40年・鉄筋コンクリート造(RC造)7階建てビルの雨漏り修理の事例をご紹介いたします。

こちらは施工中・グラフト材注入の様子です。

今回のケースは、通常の雨では漏れないが、台風時や風の強い雨の際にのみ雨漏りが発生するという、都市部のビルでよく見られる症状でした。

調査内容

天井位置から浸入経路を推定し、3階外壁付近を重点調査。

梯子(はしご)を使用して外壁を確認したところ、クラック(ひび割れ)を複数発見しました。(↓)

(雨漏りに繋がりそうなクラックが、2本入っていました)

強風雨の場合、横方向から雨水が押し込まれ、わずかなクラックから内部に浸入することがあります。

こうしたケースでは、表面補修だけでは不十分な場合が多く、内部まで確実に防水処理を行うことが重要です。

施工内容

  • 足場架設
     高所作業&安全確保のため、部分足場を設置しました。(お写真は取り忘れ😭)

  • ひび割れ調査
     まずは、外壁クラックをマーキングします。
  • グラウト材注入工法
     クラック内部へ圧入し、構造内部で止水+強度回復しました。
グラフト材の注入
内側からも溢れてくるまでしっかり注入しました。
  • 仕上げ補修
     表面を補修材で再形成し、雨水侵入経路を完全遮断
タッチアップの下塗りシーラーです。
中塗りです。
仕上げ塗り。築40年クラスになると完全一致な調色は難しいですが、愛情で蘇っていただいたようでした☺️

今回の雨漏り修理のポイント

  1. 風雨時限定の雨漏り=浸入経路が複雑で特定が難しい。
  2. グラウト注入により、表面的な補修では届かない内部まで止水処理。
  3. 築40年RCビル特有の経年劣化に対応した補修

まとめ

強風時のみ発生する雨漏りは、普通の防水工事では止まらないことが多いため、経験に基づいた調査と、内部までやり切る補修工法が重要ですね。

ただ、足立区・千代田区・中央区・台東区などの都心部には、まだまだ沢山の傷ついた建物が存在しています。私は日々、その悲鳴を聞いております😭

ビルの雨漏り・防水処理でお困りの際は、調査から丁寧にご対応いたしますので、お早めにお声がけ頂けましたらと思います。

傷ついた建物を放っておかず、愛情と塗料と防水材をたっぷり注入させて頂きますのでご安心くださいね✨️

まずはご相談からお気軽にどうぞ。
いつもありがとうございます☺️

(代表・竹内)

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